リバプール始まったシリーズの第2弾。
前回は16-17シーズンの開幕戦であるアーセナル対リバプールの試合でしたが、今回は17-18シーズンから。
前年には最終的に4位となり、久々のCL権を獲得したリバプールは前線にサラーを獲得してさらに攻撃力を増したシーズンとなりました。
そんな前線の破壊力がよくわかる「あれ?リバプール始めった?」と思った試合のご紹介。
リバプール対マンチェスター・C(17-18プレミア第23節)
当時のマンチェスター・Cは、ペップが就任して2シーズン目で前節の22節まで20勝2分の勝ち点62と圧倒的な成績を残しており、この試合でもシティが有利とされていました。
※前回対戦時のアウェイでの試合ではマネの退場もあり【0ー5】と大敗していました
しかも、この試合の直前にコウチーニョがバルセロナへと移籍しており、チームとしてもフワフワしている状態でのビッグマッチ。
リバプールのスタメンは自慢のフロント3を前線に、この時期にノリノリだったチェンバレンが起用されました。
ちなみに、ファン・ダイクはすでに移籍が決まっていましたが、まだスタメンには入りませんでした。
試合はチェンバレンのミドルシュートで幸先よく先制するも、ザネの個人技からのゴールで1ー1の同点で折り返すことに。
シティがボールを保持し、リバプールのカウンターを狙うという展開になってしましたが、後半にリバプールの怒涛の反撃が始まります。
まず、フィルミーノが59分に得点すると、前線からのプレッシングでシティを圧倒し、マネ、サラーが連続でゴール。
あっという間に最強シティ相手に【4ー1】とリードを広げました。
その後は試合終盤に2点をとられるも、最終的に【4ー3】で勝利をあげました。
★始まったポイント①
無敗シティ相手に圧倒
先述しましたが、このシーズンのシティはペップのサッカーが完全に馴染んでプレミアを席巻していました。
各チームはボールの奪いどころが分からず、つねに「俺のターン状態」でシティに攻められ続けるという試合がほとんど。。
この試合が始めるまでは、22試合で13失点と守備も堅かったシティですが、そんなシティに前線からのゲーゲンプレスでビルドアップを封殺して、何度も効果的なショートカウンターが決まりました。
クロップがペップの天敵と言われていたのもこの試合がきっかけだったと思います。
★始まったポイント②
コウチーニョ不要説
シティ戦の前から、サラーを始めとするフロント3の破壊力は感じていましたが、得点にはコウチーニョが絡んでいるシーンも多く、「コウチーニョがいないで大丈夫か?」という声は少なからずありました。
ただ、この試合ではチェンバレンがコウチーニョ以上のパフォーマンスを発揮し、さらにフロント3が覚醒して全員がゴールをあげることに。
切り替えの早さや守備の強度を考えると、コウチーニョがいないほうが強いという「コウチーニョ不要説」が立証された試合になりました。
しかも、多額の移籍金を残してくれたことでファン・ダイクやアリソンの加入に貢献してくれたので、コウチーニョのには感謝しかありません。。笑
当時最強だったシティ相手に勝利したことで、ファンとして「あれ?もしかして強い?」と思わせてくれた試合。
その後のCL準々決勝でもシティ相手に圧倒し、改めてこのシーズンのシティとの試合は印象に残っています。
やっぱり強いチームに勝つことで自信が確信になり、より「始まった感」が出てきますね。
今ではリバプールが強くなったこともあり格上の相手が存在しなくなったのですが、この強くなる途中のワクワク感もいいですね。
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