プレミアリーグ第5節を終えて、ある程度今シーズンの展望が見えてきました。
そこで、シーズン前から優勝争いを予想されていたBIG4(リバプール、チェルシー、ユナイテッド、シティ)の成績について振り返りたいと思います。
リバプール(2位/勝ち点13) 4勝1分得失点11
我らがリバプールは2位と好調をキープしています。(1位のチェルシーとは勝ち点、得失点含めて全て一緒でアウェイゴールの差のみ)
注目は失点の少なさ。ファン・ダイク、アリソンらを中心に鉄壁のラインを誇り、失点もチェルシー戦のコーナーからの1点のみ。
勝ち点90以上という圧倒的な数字を残した3年前、2年前の強さを取り戻しつつあると思います。
また、エースのサラーが4得点、マネが3得点とFW陣が好調なのもチームの調子の良さに比例していると思います。
気になるのは、やはり前線や中盤の層の薄さ。誰かが怪我をすると、代わりの選手のクオリティーに差があるので、昨シーズンのようなことが起きると怖いですね。。
チェルシー(1位/勝ち点13) 4勝1分得失点11
続いては1位のチェルシー。昨シーズンのCL王者はその安定感を発揮して、今シーズンもこれまで圧倒的な強さを誇っています。
やはり、特筆すべきはルカクでしょう。ユナイテッド時代の最後は不遇な扱いをされていますたが、インテルで才能を開花して、その勢いのままチェルシーにいなくてはならない存在になっています。
彼がいることで前線でのタメが作れるようになり、2列目のハヴェルツやマウントがプレーしやすくなっています。
他にも、監督であるトゥヘルの存在は大きいと思います。先日行われたトッテナム戦でも、後半にマウントからカンテに交代したことで流れが一変し、後半だけで0ー3と圧倒的な強さを見せつけました。
マンチェスター・U(3位/勝ち点13) 4勝1分得失点9
次は大型補強のユナイテッド。ここまではリバプールやチェルシーと同じ勝ち点13と十分なポテンシャルを見せつけています。
やはり注目はC・ロナウドでしょう。復帰してから3試合連続ゴールと衰え知らずのパフォーマンスを見せて、早くもチームのエースになっています。
これまでの「選手はいるけど何か足りない感」が、彼が入ったことでチームの格が上がって優勝を狙えるに十分なチームになっていると思います。
代表では上手くいかないと言われたいたB・フェルナンデスとも相性バッチリで、ここにポグバやグリーンウッドが絡むとさらに恐ろしいチームになります。
気になるのは、何度も触れていますがスールシャールくらいですかね。。笑
マンチェスター・C(5位/勝ち点10) 3勝1分1敗得失点10
昨シーズンのプレミア王者であるシティですが、他の2チームと比較すると若干の出遅れ感は否めません。カウンター狙いで上手くハマったスパーズ戦はともかく、先日のセインツとの引き分けはシティにとっては大きな痛手となりました。
新加入のグーリッシュはまだ完全にフィットしているとは言えませんが、それでもCLでの活躍などポテンシャルの高さは伺えます。
気になるのは、やはりストライカーがいないことですかね。絶対的な存在であったアグエロが去り、代わりのケインもとれなかった今季、それほど影響するのか注目ですね。
なんだかんだシティの優勝候補は揺るがないとは思うので、今後もペップの手腕でなんとかすると思います。
ちなみに、開幕前の優勝予想に関して英国の大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』では下記のオッズとなったみたいです。
1位 マンチェスター・C(1.67倍)
2位 チェルシー/リヴァプール(6倍)
4位 マンチェスター・U(9倍)
5位 レスター(41倍)
6位 アーセナル/トッテナム(51倍)
この通りになるのか、はたまたサプライズがあるのか。
ますます目が離せないプレミアリーグです!!
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