リバプールが始まった試合① ~アーセナル対リバプール(16-17プレミア第1節)~

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「あれ?もしかして俺たち強い?」「これ来てるんじゃね?」

そんな風に思った時に使われるネットスラングの「○○始まったな」という言葉。

今回はリバプールファン歴8年の僕が思った「リバプール始まったな」と思った試合を選んだので、紹介していきます。

アーセナル対リバプール(16-17プレミア第1節)
※5年前の試合で公式チャンネルではハイライトがありませんでした

「あれ?もしかして強い?」と強烈に思ったのがこの試合。

クロップ就任2年目になったシーズンの開幕戦で、当時のアーセナルはエジルサンチェスが全盛の時代で、リバプールと比較しても格上の相手でした。

しかも、リバプールがなかなか勝てていなかったエミレーツでの試合ということで、かなり厳しい試合になることを予想していました。

リバプールのスタメンは新加入したマネジニがスタメンに名を連ねています。

攻撃陣は今のメンバーの原型が残っていますが、DFとGKはなんとも頼りないメンバーですね。。笑

前半31分にウォルコットに先制されますが、その後コウチーニョの2得点、ララーナ、マネと立て続けに得点を奪い、一時は【1ー4】でリードしました。(その後2点取られて結果はギリギリでしたがw)

攻撃陣の破壊力、守備陣の頼りなさが分かる【3ー4】というスコアは、ある意味リバプールらしい試合ですが、大事な開幕戦で格上だったアーセナル相手に攻撃力で圧倒したのは、クロップ2期目の可能性を大いに示した試合でした。

 

この試合の始まったポイントとしては2つ。

★始まったポイント①

マネの存在感

前シーズンにも3TOPは試していましが、右WGにはミルナーやララーナが起用されており爆発力が足りなかった印象が残っていました。

ここに誰か突破力があり、点もとれる選手がほしいと感じていたタイミングで加入したサディオ・マネ

移籍金も当時のレートでは高額だった3000万ポンド(約44億円)と、かなり期待をかけられていた中でのデビュー戦。

正直、半信半疑の状態でしたが。。試合が始まると、完全に「当たり補強」だということが分かりました。

ゴールシーンの相手DFを振り切るスピードでの突破、その後の左足での強烈シュートはコウチーニョ、フィルミーノ、マネの強烈3TOPが完成した瞬間でした。(次のシーズンにもっと化け物が加入するのですが、、)

★始まったポイント②

ララーナのIH起用

前のシーズンまでは、4-2-3-1のサイドハーフや4-3-3の右WGでの起用が多かったララーナですが、その運動量やテクニックを最大限に活かしたいという面から、このシーズンからIHでの起用となりました。

サイドハーフやWGとしては縦への突破力に物足りなさを感じていましたが、このIH起用が大当たりに。

縦横無尽に中盤を走り続け前線からのプレッシングはもちろん、隙を見ては飛び出してシュートを狙っていく。

結局このシーズンは中盤の選手としてはプレミア31試合に出場し、8得点をあげるなど大活躍しました。

難敵アーセナル相手にアウェイでの勝利。リバプールが始まりかけた試合の一つとして、多くのKOPの心に残っているのではないでしょうか。

こうやって振り返ると、リバプールが今のような完成したチームになる過程で「あれ?リバプール始まってる?」と感じる試合がいくつもあったので、不定期で振り返ってみたいと思います。

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