エリオットの長期離脱、チアゴやケイタの怪我とCMF陣の層が心配な今日この頃。
ふと思ったのが「3バック試して欲しいなー」ということ。
リバプールで3バックを試すとしたら【3ー4ー3】のフォーメーションになると思います。
そこで、個人的な視点ですが現状のリバプールにとっての3バックのメリット・デメリットをまとめてみました。(3バックの戦術的なことなど知らん!笑)
<メリット>
・CBの出番を増やせる
ここが一番大きいです。今シーズンは現状ではレギュラークラスのCBが4人、フィリップス も入れると5人のCBがいます。
ただ、怪我などがない限り途中交代などは使わないポジションのため、ある意味もったいない状態が続いています。
もちろん、大怪我明けのダイクを無理させない、すぐ怪我をするマティプを丁寧に使いたいなどターンオーバーの観点はありますが、成長という観点でもコナテなどにはもっと出番を与えたいです。
・CMF離脱のダメージが少ない
アンカーのファビーニョは除いて、CMF候補にはヘンダーソン、チアゴ、ケイタ、ミルナー、チェンバレン、カーティス、そしてエリオットがいます。
ただ、ヘンダーソンはファビーニョとのターンオーバーも考えて余裕をもたせたいこと、チアゴ、ケイタが故障がちなところ、ミルナー、チェンバレン、カーティスはパフォーマンスが安定しないなど、エリオットの長期離脱が大きな影響になっています。
(去年までは鉄人のジニがいて気にしませんでしたが、、)
ここをボランチの2枚にできれば「ファビーニョ+誰か」「ヘンダーソン+誰か」などある程度ターンオーバーもできるため、仮に怪我人が増えてもダメージを減らすことができます。
・WBの攻撃力を活かせる
リバプールにはTAA、ロバートソン、そしてツィミカスと攻撃が得意なSBがいます。
普段は4バックでもCMFとの入れ替えで最前線まで上がるシーンも多いですが、ここをスタートから1つ前に上げてしまえば、守備への負担も減ると考えています。
気になるのはTAAの控えぐらいですが、ここはSB同様にミルナーなどがやってくれれば遜色ないパフォーマンスをだせると思います。
<デメリット>
・戦術理解に時間がかかる
リバプールが3バックをしていたのは、ロジャース時代の末期にやったのが最後でクロップになってからは終盤の守備固めくらいしか記憶にありません。
ですので、今から始めるとなると戦術理解に多少なりとも時間がかかりそうです。
(チェルシーを見る限りは一流の選手であれば問題なさそうですが)
・プレッシングの圧力が減る
クロップ式4-3-3の最大の強みは、中盤のプレッシング強度だと考えています。
まずは最前線の3TOPがプレスに行き、その後パスを受けた選手に中盤の選手が流れるようにプレスをかけにいく。
ただ、どうしてもボランチ2枚だと圧力が減ってしまうので、そのプレス強度が減ることによっての悪影響については気になります。
・ポジションの流動性が失られる
3バックは各ポジションが明確に分かれているため、ある程度決められたポジションでの役割がメインです。
ただ、今のリバプールのようにCMFの前線への飛び出し、SBの上がりなどは減ってしまうため流動性がなくなり相手にとっては守りやすくなる可能性もあります。
はい、ということでサッカー素人が今のリバプールにとっての3バックのメリットデメリットをつらつらと書きましたが、、
結論、ありだと思います!!
なぜなら、やってみないと分からないから!笑
なんでもそうです!やる前にあーだこーだ言うのではなく、試してみて初めて分かることばかりです!笑
クロップはペップやトゥヘルと比べると、実験的な戦術をやらないタイプなので可能性は低いかも、、
ただ、今の余裕がある状態で一回は試して欲しいなーと思ってます。
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