ニューカッスル買収のニュースが話題になっています。
数年前から噂になっていましたがついに実現した形となり、今後のプレミアリーグの縮図が変わる可能性も出てきました。
サウジアラビアの政府系ファンドであるPIFの主導の下、PCPキャピタルパートナーズとプライベート・エクイティ・ファンドの『ルーベン・ブラザーズ』による投資グループによるクラブ買収が完了したことを発表。その額は推定3億ポンド(約455億円)とされている。
ニューカッスルを買収したPIFの総資産額はなんと3200億ポンド(約48兆7500億円)ということで、プレミアリーグで1位だったマンチェスター・Cのオーナーでシェイク・マンスール氏の資産額233億ポンド(約3兆5500億円)の10倍以上となっています。
シティでさえ膨大な資産によってここ数年で成り上がったクラブなのに、その10倍以上とは恐ろしい限りです。。笑
ちなみに、このPIFの資産額はPSGオーナーであるカタール投資庁の総資産2200億ポンド(約33兆5050億円)を超える形になり、サッカー界でトップになりました。
ちなみに、現時点でのサッカークラブのオーナー資産額ランキングは下記のようになっています。
10位:ウォルバーハンプトン
グオ・グアンチャン氏 52億ポンド(約7913億円)
9位:インテル
張近東氏 62億ポンド(約9436億円)
8位:アーセナル
スタン・クロエンケ氏 68億ポンド(約1兆342億円)
7位:LAギャラクシー
フィリップ・アンシュッツ氏 81億ポンド(約1兆2320億円)
6位:チェルシー
ロマン・アブラモビッチ氏 105億ポンド(約1兆5974億円)
5位:ユベントス
アンドレア・アネッリ氏 140億ポンド(約2兆1230億円)
4位:RBライプツィヒ、RBザルツブルク
ディートリヒ・マテシッツ氏 157億ポンド(約2兆3892億円)
3位:マンチェスター・C
シェイク・マンスール氏 210億ポンド(約3兆1956億円)
2位:PSG
カタール・インベストメント・オーソリティ 2200億ポンド(約33兆4781億円)
1位:ニューカッスル
パブリック・インベストメント・ファンド 3200億ポンド(約48兆6955億円)
こうやって見ると、いかにPSGと今回のニューカッスルのオーナーが異常かが分かりますね。。(アジアの金持ち恐ろしい。。)
あと、アーセナルのクロエンケ氏が意外とお金持ちでびっくりしました。
もちろん、FFPもあるためすぐに大型補強というわけにはいかないと思いますが、シティやPSGのここ数年の動きを見る限り、ニューカッスルも5年後にはスタープレーヤーが集まるクラブになる可能性は非常に高いです。
リバプールやマンチェスター・Uのような伝統あるクラブはこういったオイルマネーに対抗できるのか?
「伝統vsオイルマネー」の戦いが続きそうです。。
日頃からクロップも嘆いていますが、サッカーがお金によって汚れないことを祈るばかりです。
コメント