プレミアリーグ第9節のマンチェスター・U対リバプールの感想。
伝統あるノースウエスト(ナショナル)・ダービーということで接戦になるかと予想しましたが、結果は予想外に【0ー5】でアウェイのリバプールが完勝しました。
いやー、本当に嬉しかった。。
なんだかんだでユナイテッドとのアウェイはいい思い出がなかったので、まだ信じられません。前節に続きアウェイで5得点の大爆発。
まさに「夢の劇場」のようでした。。笑
歴史的な一戦はどのように進んでいったのか、振り返ってみましょう。
📋 𝐓𝐄𝐀𝐌 𝐍𝐄𝐖𝐒 𝐈𝐒 𝐈𝐍 📋
This is how we line up to face @ManUtd. Fabinho misses out with a knock to his knee, which is not thought to be a long-term issue. #MUNLIV
— Liverpool FC (@LFC) October 24, 2021
スタメンはCBにコナテ起用のサプライズ。また、WGにはマネではなくジョタの起用となりました。
得点者(リバプール)
ナビー・ケイタ(前半5分)
ディオゴ・ジョッタ(前半13分)
モハメド・サラー(前半38分)
モハメド・サラー(前半50分)
モハメド・サラー(後半5分)
試合が動いたのは前半の5分。
フィルミーノからのパスを受けたサラーが並走するナビ・ケイタへ丁寧なラストパスを送ると、ケイタが冷静に流して0-1に。
その後も勢いづくリバプールは、TAAが相手DFの股を抜くグラウンダークロスを入れると、ファーに飛び込んだジョタが押し込んであっという間の2点目。
あまりの呆気なさに、リバプールが強いのかユナイテッドが弱いのかわからなくなっていました。。笑
いつものプレミアは基本的に相手が引いて守ってくるので、こじ開けるのにも時間がかかるのですが、ユナイテッドは中盤の守備やDFラインの統一感がなかったので、スペースも多く攻めやすかった印象でした。
さらに手を緩めないリバプールは、38分にケイタからの折り返しをサラーが押し込んで3点目。
50分にジョタの横パスを受けたサラーが左足でシュートを流し込んで4点目と、前半だけで0-4と圧倒する形になりました。
ちなみに、サラーはこれで公式戦10試合連続のゴールと自身の記録を更新することになりました。
その勢いは後半に入っても続き、55分にはヘンダーソンがアウトステップをつかったスルーパスにに抜け出したサラーがGKの脇を抜く左足のチップキックで流し込み、ハットトリックを達成。
サラーはこの3得点でプレミアリーグ通算ゴール数を106ゴールとし、ドログバの104ゴールを抜きアフリカ出身選手で歴代最多得点者となりました。
その後、59分にはポグバがケイタに対して両足タックルでレッドカードが出て退場するなど荒れた展開になりましたが、リバプールはパス回しで時間を稼ぎながら試合終了となりました。
個人的なMOM
サラー(次点ケイタ)
圧巻の一言。
今季は完全に別次元なプレーを見せており、この試合でも3ゴール1アシストとほぼ全ての得点が彼から生まれました。
個人的に印象的だったのは、1得点目の動き方。ボールがジョタにいった途端にトップスピードでゴール前に走り出し、相手DFを振り切りゴール。
このストライカーとしての得点感覚があるからこそ、彼が長年得点王争いができている理由だと思いました。
ケイタの怪我については本当に残念です。
前にケイタへの今季の期待を書いていたので、やっとという思いでいた矢先にポグバの足裏タックル。。
チェルシーが7-0と大勝したので順位こそ変わりませんが、今シーズンの負けなし状態は続いています。この調子でクリスマスまでには首位をとって欲しいですね!
そして気になっていたマンチェスター・Uの監督問題ですが、この試合をきっかけに大きく動きそうな予感がします。
開幕前は積極的な補強で優勝候補にもあげられていたチームですが、ふたをあけると4勝2分3敗の7位。しかも、ここからBIG6との対戦が増えてくるので、さらに順位を落としそうな雰囲気があります。
それと、気になったのがC・ロナウドのプレーです。
試合前から守備をしないデータも話題になっていましたが、ロナウドが守備をしないおかげでDFからのビルドアップがかなり楽になりました。
(DAZNの戸田さんも「ここでヘンダーソンにプレスにいけたらいいんですけどねー」って言ってましたね。。笑)
彼のこれまでの実績が大きすぎるが故、誰もC・ロナウドに「守備をしろ」と言えない。まさに諸刃の剣のような存在ですね。
このままスールシャールでいくのか、新たな監督を連れてくるのか。
引き続き注目したいと思います。
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