ジニことジョルジニオ・ワイナルドゥムがPSGでの現状についてのインタビューがありました。
ジニはリバプールの中盤として長年支えていたのですが、今夏にPSGへフリー移籍したばかり。
リーグアン開幕からスタメン出場を続けていたのですが、最近はポチェッティーノ監督が中盤にヴェラッティやゲイェを起用していることで、プレー時間が減少しているとのことです。
先日、PSGが敗戦したレンヌ戦でも【4‐2‐3‐1】でボランチはヴェラッティやゲイェ。
メッシ、ネイマール、ムバッペ、ディ・マリアを同時期用しようとすると、どうしてもボランチが2枚になるので、かなり厳しいレギュラー争いだと思います。
インタビューによると
「完全に満足しているとは言えない。今の状況は望んでいたものではない。」
「それもまたサッカーであり、僕は対処法を学ばなければならない。前向きに考え、それを好転させるために一生懸命努力する必要がある」
と現状に不満がありながらも、今後に向けての意気込みが語られていました。
いや~、リバプールでの功労者が移籍先で苦戦するのは見ていて辛いですね。。
僕自身、移籍の仕方が良くなかったスターリングやコウチーニョなどは応援する気は全くなかったのですが、基本的にはリバプールにいた選手の移籍先での活躍を願っています。
移籍の種類についてはいくつか種類があると思っていて、スアレスのようにステップアップのための移籍、ロブレンやシャキリのように出場機会を求めての移籍、エムレ・ジャンや今回のジニのような条件面での移籍など様々です。
条件面での移籍というと、本人が求める契約期間、年俸などの折り合いがつかないことが理由だと思いますが、ジニもその一人。
リバプールでは出場機会こそ恵まれていましたが、チームからの評価が低くかったようで、契約延長が進まなかったことが移籍の理由とされています。
本人も過去のコメントで
「僕は自分の気持ちに従った。数ヶ月前に僕はリバプールに残りたい意思を表明したが、詳細は何もなく、リバプールが僕を残したいという気持ちを感じなかった。こういう時は前に進まなければいけなかった。」
そんなリバプール愛に溢れている功労者だからこそ、新天地でも活躍してほしいと思います。
ただ、ジニのプレースタイルといえば守備での強度の高さや、豊富な運動量というチームのための黒子的なプレーが多いのは正直なところ。(代表では点取り屋ですが)
華麗なドリブル、局面を打開するパスなどはないため、どうしても地味に見られがちなプレイヤーです。
そんなプレースタイルだからこそ、PSGのような派手な選手が多いチームでは活きるはずなのですが、、ファンや監督からの評価を得るにはもう少し時間がかかるかもしれないですね。
ただ、ジニの重要性はリバプールファンであれば誰でも知っています。その黒子的なプレーとビッグマッチでの勝負強さには何度も助けられてきました。
だからこそ、チャンスを生かしてキッカケを掴んでほしいですね。
頑張れ!ジニ!!!
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