プレミアリーグ第11節のウェストハム対リバプールの感想。
アウェイのリバプールは【3ー2】と敗戦し、今シーズン初めての負けた結果となりました。
完全にウェストハムのペースで試合を握られた感じで、モイーズの術中にハマったような敗戦でした。
スタメンはこの通り。
⭐ 𝐓𝐄𝐀𝐌 𝐍𝐄𝐖𝐒 ⭐
This is your Reds line-up to face @WestHam today 👊 #WHULIV
— Liverpool FC (@LFC) November 7, 2021
IHはチェンバレンを起用して、SBはアトレティコ戦でよかったツィミカスではなくロボを選択。
得点者(リバプール)
トレント・アレクサンダーアーノルド(前半41分)
ディボック・オリギ(後半38分)得点者(ウェストハム)
オウンゴール(前半4分)
パブロ・フォルナルス(後半22分)
クルト・ズマ(後半30分)
試合が動いたのは前半開始早々の4分。
コーナーにアリソンがパンチングに出るも、オグボンナにブロックされるような形になりボールはそのままゴールに吸い込まれての失点。
第三者的に見ると、キーパーチャージをとる審判もとらない審判もいるようなシチュエーションで、リバプールとしてはもったいない形で先制されてしまいました。
その後、リバプールがゴールを支配する時間が続くも、決定的な場面はつくれずに迎えた前半41分。
サラーがFKを獲得すると、TAAがカーブのかかった芸術的なシュートを放ちゴール。
今シーズンはFKからの直接ゴールがなかったため、久々の得点となりました。
前半のうちに追いついたリバプールでしたが、後半に入ってもなかなかいい形が作れずにいました。
チャンスはあっても最後の部分で崩せずにいた中で、ウェストハムは後半22分にカウンターからフォルナルスのゴール、さらに74分にもコーナーからズマのヘディングでリードを2点に広げられてしまいます。
その後、反撃にでたいリバプールは途中出場のオリギのゴールで【3ー2】とするも、その後は守りを固めるウェストハムの牙城を崩せずに試合終了。
この敗戦で、リバプールはウェストハムに抜かれて4位に後退しました。
【総評】
全体的に動きが鈍く、リバプールらしいダイナミックさは全く出せませんでした。
逆にウェストハムはやりたいことがはっきりしていて、モイーズのサッカーが浸透していて今後も上位陣の脅威になりそうなチームでしたね。
気になったのは、ロボの状態と失点の多さ。
ロボについてはここ最近の試合はクロスの精度に課題があり、ほとんど効果的なプレーができていない印象です。ライバルのツィミカスの調子がいいので、今後はしっかりとコンディションを見極めながら使ってほしいと思います。
失点の多さについては、今シーズンここまで11試合で11失点とチェルシー(4失点)、シティ(6失点)と比較すると脆さが見えます。
ファン・ダイクが本調子ではないのは仕方ないですが、簡単にカウンターからピンチを迎えることも多く、一昨年と比べても安定感が感じられませんね。
【個人的なMOM】
該当者なし
強いて言うならばTAAですが、守備ではハイボールを見誤るシーンもあり安定感に欠けてしまいました。
チェルシーが引き分けていたので勝ち点を縮めるチャンスだったのですが、これで首位との勝ち点差は4に広がりました。
次の試合は、調子を上げて5位まで迫っているアーセナル。
インターナショナルウィーク明けの試合になるので、勢いをつける意味でも絶対に負けられない戦いです。
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